1960年代に「宮原一男」という医学博士により、
開発され、奇跡の施術法と呼ばれていました。
宮原氏の延命学の研究は運動神経筋というものを
発見したことから始まった様です。
この運動神経筋は背骨に沿って大きなものが
2本存在しそれが枝分かれして体中(足も手も)
に枝分かれしていて、内臓につながっている
ことを発見しました。
そして様々な疾病はこの運動神経筋の周りに
付着した球(たま)が原因であることを
発見したのです。
延命学は、この球を取り去る(はがす)ことで、
様々な疾病が改善されるということで開発されました。
施術後、ウエスト、足などが2~3cm細くなるので、
この延命学は最高のリンパマッサージでもあると言えます。
すべての疾病は自律神経の失調から生じる
という理論の元行われています。
主な施術法は背骨に沿って行い、
一定の圧を加え揺さぶるという方法です。
ゆっくり行うと、副交感神経が優勢になり
落ち着いてきます。また早く行うことにより
今度は交感神経が優勢になり、目覚めてきます。
どの様な方に主に使うかと言えば、
原因がはっきりしない、不定愁訴の方に使います。
精神的な原因の方、不眠症、メマイのような類です。
とても気持ちの良い施術法です。
皇法指圧とは、昭和16年ごろ、
初代宗家奥山龍峰が皇法医学(平田了山氏が
創始した療法)を元に始めた施術法です。
その施術法とは脈診から始まり、患部を直接
刺激するのではなく、患部に繋がる経絡(対応部)
を刺激しその反射で症状を改善するものです。
そして、この物を元にして簡略化したものが
宮本伝・皇法指圧です。
指圧を経絡上に加える事で、対応する身体
部位の健康、強壮を図り、人間の持つ生命力を
活性化させます。
例えば肺経と脾経を指圧すると体の中から
抗生剤のようなものが出て、
細菌・ウイルスに対抗する力が出たり、
肝経を指圧すると、出血が止まります。
とても即効性のある施術法です。
操体法(そうたいほう)は、昭和16年ごろ、
仙台の医師 橋本敬三氏が 高橋迪雄(みちお)氏の
正体術矯正法の理論をもとに考え出された体操法です。
痛みやつっぱりを感じるとき、
痛い方向・つっぱる方向から、
痛くない方向・つっぱりを感じない方向に
ゆっくり動かし、最後にすっと力を抜くと
歪みが解消されるという方法です。
私の恩師、宮本紘吉氏によって創設された体操法です。
昭和56年に初版「新正体法」という著書を出版しています。
この方法は高橋廸雄氏の正体術矯正法に
動診法(動かして歪みを調べる方法)を加え、
どなたでも、体操法を設計でき、自分で歪みを消すことができる方法です。
パーマ系カイロプラクティックです。
必要がある方のみに用い、主に、骨盤、首を施術します。
腰の痛み、肩の痛み(五十肩等)がひどく、
鍼が有効だと判断した時に用います。
膝の痛み、目の痛み(ものもらい等)がひどく
灸が有効だと判断した時に用います。
写真がものもらいの特効穴二間穴に
お灸をしているところです。
神経痛関係に用います。
鍼を打ちその上にもぐさをのせ燃やし、
鍼の効果と、もぐさを燃やした時の
遠赤外線効果が相乗的に作用します。
日本では黒田保次郎氏が、アーク灯を用い
昭和7年6月に東京市日本橋区小網町3-1に
東京光線治療所を開設し、光線治療が開始されました。
2本の炭素棒(カーボン)に電気を流し、
その間で電気を放電させ、炭素棒をゆっくり
燃やして、その放出した光線を患部にあて
施術をするというものです。
症状により炭素棒(カーボン)の種類を変えて行います。
2本の組み合わせにより、効果的な炭素棒(カーボン)を選ぶことができます。
熱い刺激と冷たい刺激の繰り返しで治療を
行うものです。神経痛などに効果的です。
当院では、腰痛、膝の痛みなどに用いています。
特殊な線香を用い2本の棒状の器具で治療を行います。
この線香燃やし、その熱で症状を緩和させます。
光線から出る煙、においにも効果があるようです。
当院では、上記以外にも様々な特殊療法を用いて施術しています。